2023.10.25
<開発便り>2023年10月下旬のアップデートについて
- ■2023/10/25 18:00
- ■はじめに
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パイロットの皆様、出撃お疲れ様です!開発の石井です。
今回は私の方から開発便りをお送りさせて頂きます。よろしくお願いします。 -
さて今年はすごく暑かったですが、季節はすっかり秋になりましたね!
もうすぐ10月も終わりになりますが、急に冷えてきたので体を冷やさないように温かいものが食べたくなる今日この頃です。
(今度、開発チームの皆でお鍋でも食べに行くのも良いかもしれないなと思いつつ・・・) - 前置きが長くなりましたが、今月も各種アップデート情報についてお伝えしていきます。
- ■ユーザーアンケート集計結果とフィードバックについて
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先月、開発ディレクターの中川からもお礼の言葉をお伝えしていましたが、改めてお礼を言わせてください。
アンケート回答にご協力頂き、ありがとうございました! -
バトオペ2の改修については随時対応を進めていますが、いくつかの変更はプレイ環境に大きな影響を及ぼすため、
皆さんのご意見も参考にした上で判断したいと考え、この度アンケートを実施させて頂いた形となります。 - 尚、今月のアップデートではアンケート結果のフィードバックがありますので、いくつかピックアップしてご紹介します。
- ■レーティングマッチでのグループ出撃を廃止へ
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先日のアンケートでは「グループ出撃」に関する質問をいくつか設けておりましたが、
こちらは「グループ出撃の可否」の判断材料の一つとすべく記載しておりました。
結論から言いますと表題の通り「レーティングマッチでのグループ出撃を廃止」いたしますが、
アンケートの集計結果とあわせてご説明します。 - ◎集計結果
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Q:あなたはフレンドとの共闘についてどのように感じていますか。 -
回答を確認したところ、本気のバトルを行う「レーティングマッチ」よりも、
カジュアルに遊べる「クイックマッチ」と「カスタムマッチ」で楽しんでいる方が多い結果となりました。
これは「レーティングマッチ」はレートが増減する本気のバトルなので、
フレンド同士であっても緊張感(雰囲気がピリピリする)があるためと考えられます。 - 続いて、グループで出撃しているチームに、ソロ(一人)で参加した場合の結果です。
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Q:あなた1人で他グループの戦闘に参加した際、その戦闘に関してどのように感じていますか。 -
- ■その他のご意見
- ・ゲーム内にボイスチャットが存在しないため試合の勝敗がそのグループの連携に大きく依存し、自分の力ではどうにもできない試合が多い。
- ・グループに参加させられると、自分の腕による勝ち負けがほとんど関係なくなり、またグループ間の連携は取れても野良は取れないため、厳しい状況に置かれることが多くあります。
- ・レーティングマッチをグループでやれるのは無くしてほしい。
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ソロで他グループの戦闘に参加された方の回答としては、「レーティングマッチでは楽しくない」の割合が多くを占めました。
理由は前述した内容と同様で、グループ出撃した方が連携がとりやすいためであり、さらに同様のご意見も見られました。 - ◎まとめ
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レーティングマッチでの「グループ出撃」においては、「ゲーム仲間をどんどん誘って遊んでほしい」という開発の想いと、
「フレンドと同じチームで遊びたい」「最も賑わっているレーティングマッチでフレンドと遊びたい」といったご要望が合致したため、
過去のアップデートで制限を設けた上で出撃可能とした経緯が御座いました。 -
グループ出撃する場合は「グループマッチング」という仕組みでチームのマッチングがされますが、
ソロで参加したプレイヤーとグループ出撃したプレイヤーによって戦力差が生まれないための配慮として、以下の仕組みが存在していました。 -
- ◆グループマッチの仕組み
- ① グループがいるチームで出撃する場合、必ず相手側のチームにもグループが存在する。
- ② 同条件のグループ同士でマッチング後、チームの人数が足りなければ他のプレイヤーが入室する。
- ③ グループ参加者に離脱者が出た場合、自チーム、敵チーム共にグループメンバーは全員退出。
- しかし現状においてはグループ出撃を実装した2019年当初と異なり、下記の問題を抱えております。
- ①「フレンドと同じチームで遊びたい」「最も賑わっているレーティングマッチでフレンドと遊びたい」といったご要望以上に、グループ出撃に巻き込まれることに対してストレスを感じている方が多い。
- ⇒ レーティングマッチへのグループ出撃を許可した前提が覆っている。
- ②グループ出撃された戦闘にソロで参加された方からしてみれば、「グループ出撃した方」と「ソロ出撃した方」では連携力に差が生まれ、これが戦闘結果に反映されることでストレスの要因になっている。
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⇒ こちらは数年前と比べて、戦場の環境変化が発生していることも影響していると考えています。
例えば「射程が長い兵装を持つ機体が増えたことで、連携時の瞬間火力が高まっている」等、より連携が重視されるようになっています。 -
ただし、アンケートの結果にもあるように「グループ出撃を楽しい」とプレイされている方が一定以上おられることも事実であり、
オンラインゲームにおいてフレンドと遊ぶという面白さはバトオペ2においても重要なものだと考えております。 - ◎対応について
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上記問題が発生している状態でありますが、「ゲーム仲間をどんどん誘って遊んでほしい」という方針に変更ございません。
とはいえ「大前提として全てのパイロットの皆さんが、楽しくゲームプレイして欲しい」という想いがあるため、
今回においては多くの人がストレスと感じている「レーティングマッチへのグループ出撃」を廃止いたします。 -
上記変更により「レーティングマッチ」はこれまで以上に、個人の腕前を試す本気のバトルとなりますが、
「クイックマッチ」「カスタムマッチ」は、ソロで出撃する方もグループ出撃する方も混ざり、
気軽に皆でバトルを楽しめる場として今後も楽しんで頂ければ幸いに思います。 - ※その後においては状況を鑑みて、追加対応が必要か検討いたします。
- ■機体のバランス調整について
- ◎アトラスガンダム【TB】とゼク・ツヴァイの下方調整について(事前告知)
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アトラスガンダム【TB】 -
参照データ COST 機体LV 勝率 ライバル勝率 与ダメージ MS損失数 – – 600 汎用平均 49.6 48.5 69,036 3.0 – – LV1 54.0 56.9 78,271 3.1 – – -
ゼク・ツヴァイ -
参照データ COST 機体LV 勝率 ライバル勝率 与ダメージ MS損失数 – – 650 汎用平均 50.0 50.5 75,962 3.0 – – LV1 54.9 55.1 81,684 3.3 – – -
現状、「アトラスガンダム【TB】」と「ゼク・ツヴァイ」は想定以上の戦績となっております。
この2機はこれまでに十分な期間の戦績データを取得し、同コスト帯の他機体性能の見直しと調整を行った結果、
戦績の変動は若干あったものの、改善といえる大きな変化はありませんでした。 -
そのため下方調整を前提としたテスト&調整を進めておりましたが、
この度実施の目途が立ちましたので、来月11月のアップデートにて下方調整を実施することをご報告いたします。 -
※アンケート内外でも下方調整を望む声を頂いておりますが、バランスの取れた機体性能及び環境にするため、
慎重に対応させて頂きたいと考えております。もう少しばかりお待たせすることになりますが、ご了承ください。 - ◎「量産型ZZガンダム」と「フルアーマーZZガンダム」の調整について
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量産型ZZガンダム -
参照データ COST 機体LV 勝率 ライバル勝率 与ダメージ MS損失数 – – 600 汎用平均 49.6 48.5 69,036 3.0 – – LV1 51.0 51.2 69,187 3.2 – – -
アンケートでは「量産型ZZガンダム」の下方調整の要望も頂いております。
しかし現状は「戦績が想定範囲内」に収まっており、かつ「同コスト帯の他機体の出撃も多く、活躍もできている」状態となっていますので、本機体については調整を行わず、現状維持とさせて頂きます。 -
フルアーマーZZガンダム -
参照データ COST 機体LV 勝率 ライバル勝率 与ダメージ MS損失数 – – 700 支援平均 49.5 46.8 85,032 3.0 – – LV1 47.1 47.5 85,823 3.2 – – -
「フルアーマーZZガンダム」は2023年9月末に登場した機体ではありますが、各種戦績データが想定範囲以下となっております。
また、アンケート外ではありますが上方修正の要望も頂いておりますので、この度調整を実施いたします。 - ■戦功章によるリサイクル窓口のラインナップ増加枠を拡張
- 続いて、物資配給局のアップデート情報になります。
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サービス開始から5年が経過し、登場MSも400機を超え、リサイクル交換対象のMSも大幅に増加しました。
始めたばかりのプレイヤーの皆さんにとっては、未入手のアイテムが数多く並ぶ状態ではあるのですが、
バトオペ2を長く遊ばれている方にとっては「入手済のアイテムが多く並んでしまう」ケースが増えております。 -
アンケートでも「リサイクルチケット交換窓口で、交換できるアイテム数を増やしてほしい」旨の要望を頂いておりましたので、
こちら検討させて頂いた結果、戦功章によるリサイクル窓口のラインナップ増加枠を拡張を実施いたします。 - ■新機体『ディジェ・トラバーシア』、まもなく参戦!
- さて、大変お待たせいたしました。アップデート直後から登場する新MSのご紹介に移ります!
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「ジョニー・ライデンの帰還」より、新機体『ディジェ・トラバーシア』が登場します!
機体の兵装やスキルといった性能も含む特別動画にてご紹介!ぜひご覧ください! -
「ヤクト・ドーガ」と同タイプのファンネルとメガ粒子砲内蔵シールドに加え、
「シュツルム・ディアス」のビーム・カノン、ビーム・ピストル等々、多数の射撃兵装を装備!
さらにスキル 能力UP「簡易バイオセンサー」、新規スキル「推力式射撃冷却機構」を備えた
まさに兵装&スキルてんこ盛りな機体です! -
<機体の解説>
・出典「ジョニー・ライデンの帰還」 出撃制限「地上/宇宙」コスト650の汎用機 -
・新生ネオ・ジオン総帥、シャア・アズナブルの乗機であったディジェをベースに、
協力企業や個人から寄贈された物資で再度組み上げられたとされる特殊仕様機 -
・乗機であったディジェは半壊していたが、再び機体の中核として採用したのは、
開発当時ネオ・ジオンにおいて最高出力を誇っていた核融合炉であったことと、
テストのため組み込まれていた新素材を、新たな機体に搭載する際の負担を軽減するためだとされている -
・半壊し失っていた四肢には試作機用のスペアパーツが用いられ、
開発中の高出力な各種兵装とシュツルム・ディアスと同型のグライ・バインダーが再装備されており、
兵装システムの完成を受け、型式番号と固有名詞が与えられている - ・地上並びに宇宙への出撃が可能
- ※動画は開発中のものです。実際の挙動と異なる場合がございます。
- <スキルの解説>
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- スキル「推力式射撃冷却機構」
- ・高速移動中、射撃兵装のヒート率回復速度とオーバーヒート時の回復速度が上昇する
- スキル「ビーム攪乱シールド」LV2
- ・シールドに内蔵されている兵装を集束中、以下の効果が発動する
※ディジェ・トラバーシアにおいては、副兵装「メガ粒子砲」が該当兵装となります。 - ・ビーム属性の射撃攻撃をシールドに受けた際、ダメージを軽減しダメージリアクションを緩和または無効化する
- ・上記効果が発動した場合、一定時間シールドに内蔵された兵装のダメージと集束速度が上昇する
- スキル 能力UP「簡易バイオセンサー」LV2
- ・機体HPが40%以下になった際、以下の効果が自動で発動する
- ・攻撃力、防御力、機動力が上昇する
- ・射撃属性による機体HPへの被ダメージと、ダメージの蓄積によるよろけの発生を軽減する
- ・スキルが発動した瞬間のみ、ダメージの蓄積によるよろけ以外のリアクションを無効化する
- ・本機の副兵装「ファンネル×6[集中砲火]」の性能が以下のように変化する
- ■通常時
- ロックオンした対象にファンネルが連続で攻撃を行う
- ■スキル発動時
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ロックオンした対象に向けてファンネルが一定の範囲に照射攻撃を行う
また、高速移動中に使用可能になる
- ■最後に
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ここまでご紹介した内容のアップデートは2023年10月26日(木)19時に実施予定となります。
いつもとは違い少し遅い時間の更新となりますので、ご了承ください。 - またアップデート当日から2週間、「P.M.U. 物資増強キャンペーン」の開催を予定しております!
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詳細は後日告知いたしますが、戦闘報酬の大幅増量や、期間限定任務など盛りだくさんの内容になっております。
中継地点の配置が異なるMAPで遊べる「特別戦」も同時に実施しますよ!
今回は前回の「港湾基地(注水)」「熱帯砂漠」「無人都市」以外のMAPでやりますので当日をお楽しみに! -
なお、先月アンケートを実施して間もないですが、近日新たなアンケートの実施を予定しております。
是非、ご協力をお願いします! -
それでは今回の開発便りは以上になります。
アップデートまでしばしお待ちくださいませー! - (開発:石井)