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ジム・コマンド宇宙戦仕様
- コロニー周辺部での運用を想定したジム・コマンドの宇宙戦仕様機。一年戦争の中期以降、ジオン公国軍が地球から撤退していく戦況にあわせて開発された。
スラスター配置が空間戦闘に適したランドセルに換装され、運用にあたり姿勢制御のバーニアを増加させたこと以外には大きな変更点はない。
この結果、ランドセルは先行量産型と比較し3割増の推力を得て機動性はジムを越えたものの、積載推進剤の増量は行われず、最大推力での戦闘継続時間は他機種と比べて短い。
宇宙空間での戦闘においてコロニーや施設の損害を考慮する必要がないことから、先行量産型の実働データをもとに開発された高威力のビーム・ガンを主兵装としている。
一年戦争末期にコロニー駐留部隊を中心に少数が配備されたが、確たる戦果を残すことなく終戦を迎えた。