ドラッツェ改
[重装備型]

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ジオン公国の残党軍「デラーズ・フリート」が、一年戦争後に開発した宇宙戦闘用ＭＳ「ドラッツェ」の改修機の１つ。
ベースとなったドラッツェ改は、宇宙突撃艇の３連式大型スラスターを流用し、ドラッツェのコンセプトを推し進める形で加速性能を強化し、心もとなかった右腕の固定兵装を通常のマニピュレーターに戻すことで、携行式のガトリング砲をはじめとして装備変換を可能にするなどの対応力向上が図られている。
本機は、そのドラッツェ改を重装備化することにより、ドラッツェの特徴である機動性は低下したものの、それでも空間戦闘において十分な機動性を備えており、機体のペイロードを活かし、今まで不足気味であった火力の大幅増強を行ったことで、総合的な戦闘力は各段に増したと言える。
換装可能な射撃主兵装のタイプに応じて、戦闘の立ち回りを変えることで、長距離戦から近接戦まで可能な火力支援機として活躍することが期待できる。