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ジュリック

 ジュリック
  • 地上適正
一年戦争末期に、ロールアウトした水陸両用MS。
地球侵攻作戦の開始以降、ザクⅡのバリエーション機による水中や湿地帯での戦果は乏しく、水陸両用MSの本格的な開発が進むこととなる。ジェネレーターの冷却に海水を使うことで排熱問題を解決、ビーム兵装の装備を可能としたゴッグや、空冷併用式による高出力ジェネレーターの搭載で、総合的に高い戦闘力を獲得したズゴックの量産化が優先され、いくつかの水陸両用MSの試作プランが中断や凍結となった。
ジュリックも開発が中断された機体で、基本設計完成から6か月後に試作機製作が承認、3か月後の0079年12月に1号機、2号機がロールアウトしている。熱核反応炉が改良され一斉発射は出来ないが多数のメガ粒子砲を搭載、冷却システムの性能向上で陸上での稼働時間が大幅に増加している。性能試験中に連邦軍との交戦記録があるが、終戦を迎えたため量産化には至らなかったようである。なお交戦記録がある南米戦線仕様機では試作機製作は完成から5か月後、ロールアウト時期は11月初めとされている。
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